下界の暑さにたまりかねて、秩父鉄道皆野駅から、午前10時に出発したのは、例によって村谷一人。
鰻やが2軒もある駅前から、橋を二つ渡り県道に出て、吉田方面を目指すが日差しが強く、蒸し暑く誰も歩いていない。ようやく椋宮橋に到着し、ゆず畑の間の林道を登り始める。
武甲山の山腹を眺めながら、程よい傾斜で気持ちはよいが日差しが強い。鶯や蝉がしきりに鳴き、アジサイ等が傾斜地に咲き結構なコースだが、誰にも遭わない。
尾根道は両側からの風と天井が木々に覆われきわめて快適。
満願方面からの合流点に大きな休憩所があり、ここから水潜寺(34番札所)までが、『関東ふれあいの道』である。
程なく627m頂上に到着すると先客が3組だけ。奥秩父が一望でき、風涼やかで別天地。ビールL缶で昼食をとっていると、眼下の村からいっせいに12時のチャイムが鳴りひびく。
祖父と孫の二人連れは、コンロにお湯を沸かしてカップウドンを食していた。
下山は、緩やかな尾根道で心地よい。水潜寺でお参りし、頂上で推薦された満願の湯まで1.5kの車道歩きで、1時30分到着。入り口の案内所でガイド嬢に聞くと、泉質は同じで町営の方が安いのでそちらを選択した。
湯船もゆったりでよかったが、休憩所全体がおば様12名とおじ様4名が大カラオケ大会の最中。
やむなく?1曲付き合い早々に退散する。農産物直売所で、野菜をたっぷり購入して帰宅した。
日曜日でないと池袋からの直通電車はないが、コースは高尾山の稲荷山に似て、楽しめます。 (村谷記)
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★2004年7月3日(土)「破風山」