村谷は、夏期休暇で冷夏の北海道にて山歩きに挑戦しました。
北海道の山々は、車なしでは日帰りできる範囲が限られているため、路線バスパックを利用て、スキー愛好者にはおなじみのニセコアンヌプリに出かけました。
冷夏でさっぱり盛り上がらない大通り公園の札幌祭り会場近くのバスセンターから、8時17分発の高速バスで約3時間の海岸線の旅を経て、11時30分にニセコスキー場に到着。
パックその1のバーベキュー食べ放題には早いためタンポポとアジサイが咲き乱れる公園を散策し、先ず海鮮+各種焼肉の昼食を堪能しました。ただし、ビールは小缶1本と控えめにおさえました。
メインのゴンドラリフトに一人乗り込み10分間の空の旅で「1,000m大地展望台」に着。家族連れや中年婦人グループが珍しい好天を堪能していました。
それを尻目に残り308mの高度差(距離は1.3kmしかありませんが)を、隣接する蝦夷富士(羊蹄山)を横目にひたすら休まずに登ること40分、ようやくニセコアンヌプリ頂上にたどり着きます。
これから3日間縦走するという本格的な山男と、車で道内1周している66歳の男性(奥さんは駐車場で昼寝していました)との3人で、日本海は積丹岬やタラコがおいしい岩内町を、太平洋側は毛蟹で有名な内浦湾や函館近くの恵山、洞爺湖、昭和新山まで遠望できる絶好の眺望でした。
向かい側の蝦夷富士が雲なしで眺められることも稀で、日ごろの行ないに感謝(?)した次第です。
下山は、駐車場で奥様昼寝待ちの元気な長野県男と一目散に駆け下り、ゴンドラで戻りました。パックその2の「ホテルニセコいこいの村」(…ホテル日航アンヌプリから徒歩3分のところにある…)の日帰り入浴は、時間が早いため貸切で、露天風呂で疲れを癒しました。
帰途の3時間は、余市のさくらんぼも小樽の三角市場の魚も見向きもせずに、ひたすら残ったビールとお弁当を平らげているうちに、札幌に到着しました。
予約なしで天候が良ければ当日でもOKのお手軽コースですから、札幌ご旅行の際のオプションとしてご利用ください。(村谷記)
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★2003年8月1日(金) 「ニセコアンヌプリ」