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 霧雨が降り始めた中央本線・猿橋駅に定刻、9時23分に集合したのは、松戸・吉田・村谷・野島夫妻の5名。

 9時33分発のバスに乗車、山麓西側の福泉寺で下車し、9時50分登山開始。バス停で一緒になった女性主体の7名のグループと、先になったり道を譲ったりしながら、道は松林で雨も遮ってくれるが、比較的直登が多く、無風の山道をカッパを着込んでの登りは汗だく。

 途中何度かの休憩で衣類の調整が難しかった。粗末な金毘羅宮で大休止(10:55)。本来ならば富士山の絶景ポイントであるが、生憎の曇天でそれも叶わず残念。

 この先を登り始めるとこれまた直登で、北斜面は雪が残っており、登りにくい事はなはだしい。アイゼンを付けようかとも考えたが、北斜面以外は雪が無いので、そのまま登り続けた。

 途中、大同山(907m)の山頂に出て、小休止。緩やかな尾根道を下り、表登山道分へ、緩やかな登りを15分ぐらいで百蔵山(1,003m)山頂に正午の鐘とともに到着。

 雪がちらついて、富士山が見える方向も雲の中。山頂に有った富士山のパネル写真での鑑賞でした。広い頂上のあちらこちらで何組かのパーティーも昼食。我らもシートを広げそれぞれ持ちよったお弁当と、ビール・お酒・ワインでくつろぎ、特にホットワインが冷えた体を温めてくれて好評でした。

 表登山道分岐まで戻り、表登山道を下山。谷沿いの林の中、吉田兄を先頭にぐんぐん下る。小一時間で民家が見えてきて車道に出る。この辺では梅の花がやっと咲きはじめ。ひたすら下る。更に市営グランドを通り過ぎ、途中を猿橋方面へ左折。

 きれいに咲いた枝垂れ梅紅梅白梅を眺めながら歩いて行くと程なく日本『三大奇橋』猿橋に到着。猿橋のビューポイントでみんなで記念撮影。

 橋のたもとの蕎麦屋で反省会。名物“馬肉の山椒焼き”を肴に、ビールと3種類の地酒を堪能しました。

 帰りの電車の中でも山頂で残したワインを飲み、寒い中では有りましたが、無風、傘を差すほどの雨・雪でなく、杉の木・杉花粉がなかったことで花粉症も出ず、楽しい山行でした。(村谷 記)
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 コース
  
JR中央線・猿橋駅〜(35分)〜市営グランド〜(95分))〜百蔵山〜(10分)〜大同山手前の分岐〜(80分〜市営グランド〜(30分)〜猿橋駅
  <歩行時間 約4時間10分>


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★2003年3月15日(土) 「百蔵山」

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